地球人誰もがひれ伏す宇宙的超鬼才 アレックス・デ・ラ・イグレシア 爆発デビュー作が30年ぶりに宣戦布告!!『アクション・ミュタンテ 4K』著名人コメント解禁!

© EL DESEO, S.A. – CIBY 2000 - 1992
8月13日(火)

スペインの鬼才アレックス・デ・ラ・イグレシアの衝撃デビュー作『アクション・ミュタンテ 4K』より、東京国際映画祭元ディレクター、矢田部吉彦やミュージシャンのオカモトコウキほか絶賛コメントが到着した。

(敬称略 / 五十音順)
◆オカモトコウキ(OKAMOTO'S)
この作品を観た後だと「時計仕掛けのオレンジ」がソフトに思えてくるくらい凶悪な逸品だ。登場人物がほぼ全員フリークス、全てが極端でねじ切れた世界の中で、まともな方が逆におかしく感じてくるような不条理かつ予測不可能な物語が展開される。全編にわたって迸るエネルギーは、まるでクズであることを完全に肯定するはぐれもの讃歌。電気ショックのように心に突き刺さる。万歳!

◆高橋慎一(『THE FOOLS 愚か者たちの歌』監督)
美醜による“格差社会”の最底辺に追いやられたフリークスが起こす暴力革命。30数年前に作られた、この異形のカルトムービーの設定が奇妙なリアリティを持ってしまう令和日本。 劇中、フリークスたちが武器を片手に決起する場面で鳴り響く『第十七捕虜収容所』のテーマに、思わず胸が高鳴った。そう、僕らは皆、何もかも格付けされ管理された狂った社 会の捕囚なのだ。そこから脱出するには精神の革命を起こすしかない。 その事実を、こんなにも無茶苦茶な作品として結実させた本作。狂気と冒険心、そして度外れた遊び心に満ちた傑作に敬意を評し、終演後は惜しみない拍手を送った。

◆千代谷竜司(ミュージシャン/テレビ大陸音頭・ALUMICAN)
なんだこれ!!!!!!イカれまくりな近未来SF世界で悪趣味すぎるミラクルの連続。終始カオス!登場人物全員憚りがなくて、ずっとキマってる。それによって繰り広げられていく激ノンストップで破天荒なストーリー展開。アドレナリンが出まくって訳の分からない感情になった!完全にヤバい!!!

◆真魚八重子(映画評論家)
全編に渡るクレイジーな疾走感! めくるめくビザールな映像が全力で駆け抜けていく、まさにアレックス・デ・ラ・イグレシアの結晶体だ。そして悪ふざけを極めた果てに、不意に涙がこぼれるような哀切あふれる物語性は、原点というべきこの作品ですでに開花している。哄笑と狂乱の中にひっそり芽生えるほろ苦い蕾!

◆矢田部吉彦(前東京国際映画祭ディレクター)
時代を先取りするルッキズム批判をスパイスにした、スペースオペラ・パニックアクション・西部劇・エログロナンセンスのごった煮は、胃がひっくり返る痛快さに満ちている。イグレシア監督の底知れないパワーはデビュー作で既にみなぎっていたのだ。あらゆるジャンルを飲み込むストロングスタイルの原型がここに!

8/23(金)より新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー!

ShareSNSでシェアしよう!

作品紹介

TOP